【かなめ日記】「いま火力も面白い」

かなめ日記

原発事故の後、火力発電が増えていることはかなりの方がご存知のようですが、日本の電力のうち火力発電の比率が今や9割を超えていることは意外と知られていません。再生可能エネルギーの全量買い取り制度も7月から始まるということで、買い取り価格も政府から示されましたが、残念ながら風力や太陽光や地熱は、まだまだ発電のメジャーではないというのが現実です。

私はいま、化石エネルギー小委員会の委員長も拝命しておりますが、正直言ってこれまで私自身も化石エネルギーにそれほど注目をしていた訳ではないのですが、改めて研究してみますと、再生可能エネルギーに勝るとも劣らず、化石エネルギーの世界もダイナミックな技術革新など、実にいま面白いステージにあることがわかります。それはたとえば、石炭火力における我が国の世界でも群を抜いたCO2排出量の少ない技術、あるいは北米シェールガス革命に端を発した天然ガスの国際市場の動き、あるいはそれとも関連して、プーチン政権の誕生(二回目)後の極東ロシアにおける日ロの経済連携の可能性、などです。

将来の本命である再生可能エネルギーを大きく伸ばす意味でも、当面、この古くて新しい化石エネルギーによる火力発電を最大限活用していくことこそが、我が国の進むべき道だと考えています。もちろんそれは、我が国が世界に誇る省エネ技術や蓄電技術、あるいは分散型のコジェネ技術などを一層強化し、伸ばしていくことと同時並行で取り組んでいくべきことであることは言うまでもありません。

<下記のリンクより中間とりまとめをダウンロードいただけます。>
民主党エネルギーPT化石エネルギー検討小委員会中間とりまとめ


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