【メルマガ】かなめーるvol.271

掲載日:2016.07.19

 かなめーるをお読み頂いている皆さま、こんにちは。衆議院議員たじま要です。 
 
  参院選が終わりました。千葉県では、民進党の小西ひろゆきを再び参議院へと押し上げて頂きましたが、全国的には与党が圧勝、改憲勢力が3分の2を占める結果となりました。民主主義でありますから、この国民の審判を甘んじて受け入れます。と同時に、EU離脱を選んで後悔した英国の二の舞とならぬよう、微力ではありますが、謙虚さと緊張感が一層失われかねない自民党権力を監視し、今後のアベノミクスと憲法改正の動きを注視し、暮らしの安心と平和のために全力で働きます。

    今回の参院選で一つ注目すべきは、福島県に代表される東北被災県での与党の敗北ぶりです。加えて沖縄県。そして、参院選の陰に隠れていましたが、鹿児島県での原発推進派の現職知事の敗北。どれもこれも、明確な試練が与えられている地域は、政治的に覚醒し、安倍政権にも与党にもNoを突きつけたと言えます。少子化や高齢化、1,000兆円の国の借金、年金の縮減、国の競争力・成長力や教育力の劣化など、過去の政治の誤った判断により、ここ数十年間、実は日本全体が大きな試練の中にあるのは明らかです。「経済は一流、政治は三流」の汚名を返上し、日本全体が一日も早く覚醒するように訴えて参ります。

    そんな中、一つ明るいニュースは、初めて選挙権を得た10代の投票率が予想以上に高かったことです。残りの人生が長い世代ほど、未来の暮らしが政治によって大きく左右されるのはある意味当然で、本来は若い世代ほど投票率が高くなってしかるべきなのです。そういう意味では、インターネット選挙運動の解禁に続き、18歳選挙権の解禁も実現した今、まさにチャンス到来です。若者たちの更なる覚醒を信じて、若者たちとの対話を深めて参ります。

衆議院議員 たじま要

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