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惨敗


昨日の衆議院補欠選挙。埼玉、広島、鹿児島の3箇所で行われた選挙で、民主党は一
つも勝つことができなかった。それら3選挙区は、もともと全て自民党現職だったと
ころではあるが、一つは確実というのが大方の見方であっただけに、党としては痛手
である。

若干嫌な予感はした。私は埼玉に2度応援入りしたが、そこで初めてみた自民党候補
者のポスターを見て、実に新鮮な感覚を覚えた。彼は公募による38歳の弁護士。たま
たま私の大学学部の後輩で、また同じ名古屋出身である。また私の親友と同期の弁護
士仲間でもあった。その彼のポスターが良かった。まるで、彼が民主党の候補者のよ
うな印象であったのだ。確かに埼玉は、現職自民党が買収をした後の選挙で、無名の
新人自民党候補にとっては圧倒的に不利な状況のはずであった。だが、考えてみる
と、一般有権者は益々政治そのものに嫌気がさしている。だから、少しでもこれまで
の政治家とは違うものを候補者の中に捜し求めているような気がしてならない。そう
いう有権者の空気の前には、閣僚が年金を払っていなかったとか、イラクで起きた日
本人人質の問題なども、まったく投票行動には影響しなかったということなのだろ
う。

それにしても投票率も低かった。確かにそれも敗因の一つであろう。だがその低い投
票率の原因の一端は、紛れも無く民主党にもあるということだ。



 
   
2004年4月26日
田嶋 要
 
 


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