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恐るべし

 

当選一回の民主党衆議院議員に対する党主催の勉強会があった。政権交代のためには新人議員が選挙に強くなることが不可欠であり、このような党主催の企画は、現職として足元が緩む虞もある新人にとっては大変貴重な場である。

その一環として、千葉県第四区選出の野田佳彦議員の講話があった。彼は民主党の中でも演説をやらせたらピカ一という評判の方である。私も彼の演説を何度も聴いて、その稀有な才能には敬服している。聴く者多くが涙を流すような演説を出来る政治家がいるとしたら、野田さんなのである。野田さんは選挙5回。当選4回、落選1回(二回目の衆院選で、全国で最も僅差の500票差で、涙を飲んだ)である。最初の二回の当選は県会議員としてであり、以来19年間、月から金までの駅頭演説、ビラ配りをスタッフと続けているそうだ。19年前は300枚程度しかはけなかったビラは、今では一日に3500枚もはけるという。この数字は驚異的だ。前の晩どんなに痛飲しても、起床は毎朝5時。6時から9時まで駅頭に立つそうだ。また、まだ無名の新人の頃、13時間ぶっ通しで駅頭で演説することもあったという。朝7時から演説を始め、夕方には500人くらいの人だかりが彼の演説を聴いていたそうだ。とにかく、人には真似できない努力家なのだ。

野田さんによると、中国の古いことわざに、「何事も10年続ければ偉大。20年で恐るべし。30年で歴史になる。」というのがあるそうだ。彼は今、「恐るべし」のステージに向かって日々、船橋市で頑張っている。私も彼に少しでも近づくべく、千葉市で頑張って行こうと思った。

 

 
   
2004年11月29日
田嶋 要
 
 


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