【現地本部長日記】「雨ニモマケズ」

かなめ日記 現地本部長日記

先日の地元新聞「福島民友」に、宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」が、3.11後、世界各国で朗読されている、という記事が載っていました。震災直後の渡辺謙さんから始まり、香港やパリや米国ワシントンの大聖堂や、英国ウェストミンスター寺院でも。

原稿として書き残されたのではなく、賢治の死後、彼のメモ帳から見つかったこの詩が、賢治の「内心の深い祈り」として、今、世界に届き、被災者を励ましている、とその記事は解説しています。

偶然ではないと感じます。なぜか僕も3.11の後に何度も繰り返し読みました。被災者だけではないのです。「雨ニモマケズ」は、被災者だけではなく、被災者のために自分は今何ができるのか?と日々思い悩むすべての人々に励ましを与えてくれているのだと思います。

私もこの詩を何度も朗読し、今こそ被災者に寄り添った気持ちを新たに、奔走しなければと思い新たにしました。そして、今こそ、そしてこれからこそ、フクシマも、東北も、持続的な支援が必要なのです。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ
北ニケンクワヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ


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